フルユニット浴室再生塗装 OJT現場

8月27,28日のフルユニット現場研修です。
場所は愛知県豊橋市、アパートの一室です。

参加されましたのは東京の林さん。
今回で2回目の参加となりました。
5月に1度3日間、レジャーホテルでの剥離から再生までを経験されています。
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今回は12x16のフルユニットの再生。それも一人のみの参加ということもあり、
2日間ビッシリと中身のある内容の濃い研修になったと思います。

浴室・浴槽塗装は知識と経験が必要な事は言うまでもありません。
浴槽塗装の場合は、浴槽の材質を見極めるだけでいいですが、
浴室全体になるとそういう訳にはいけません。
天井、壁、浴槽、洗い場が、それぞれ何で作られているのか?そこから始まります。
また、酷く汚れがある、カビが多い等の状況により、最初の洗いをどうするのか?
ペーパーの番手、どのように足付けするのか?材質を見極めた上でのパテの選択、等々。
机上の空論では施工不可能!失敗するだけです。
デカワンコのドラマで言っていた現場100回! 
現場に出る、現場を見る、現場で覚えるしかありません。

いつもなら1日目で上塗りまで吹きあげ、
2日目は仕上げのみという施工になりますが、
今回は研修ですので1日目はプライマーまでで終了しました。
吹きつけ時の外気温は35,6度、浴室内は蒸し風呂のサウナ状態で、
プライマーは薄塗りの速乾プライマーを使用です。
施工中ミストで見えない中、≪こりゃ、明日の中研ぎは大変だなぁ≫と思いつつも、
逆に研修だから≪ちょうどいい!勉強になる≫と変に感心していました。

2日目の朝、まずは中研ぎから作業開始です。
予想以上のザラツキに少し戸惑いながらも、
天井から洗い場までしっかりと研ぎあげます。
宙に舞った研ぎカスを誹風機で強制的に吸い出すも追いつきません!
体中粉だらけになりながらの作業です。
勿論、マスクの着用は必須となります。

11時過ぎに上塗りの吹きつけ終了。
4時間硬化型なら2時間程度の照射でOKですが、
今回は24時間硬化型を使用しているので、
ガンの洗浄後から15時過ぎまで、4時間ほどPBで強制乾燥です。

今回のOJTは総合的に見てもかなりの高レベルでした。。
この経験は、研修を受けられた林さんに今後きっと良い結果をもたらすことでしょう!

器具の復旧、現場清掃等を行い、17時過ぎに無事終了しました。
ちと疲れましたが、、、。

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