数年ぶりに東京は江戸川区まで施工に行ってきました。
アパートの一室で11x16のユニット塗装と巾木のパネル施工です。
全体的に色褪せ状態で、特に天井と床面が変色していました。
元請けのS部長との会話の中で、OJTに2度参加された林さんの会社が近くだと判明。
早速電話をして話すことしばし、仕事が終わり次第、居酒屋に直行する事に。
社長と営業担当のKさんも加わり、林さんと4人で浴槽塗装について談笑してきました。
OJTに参加後は月に2件から5件程施工していると聞き、
少しずつ自信もつけてきたみたいで、正直ホッとしました。
せっかくOJTを受けても、施工していかなければ、腕もあがりませんし、知識も身に付きません!
林さんはよく現場から、どうしたらいいのでしょうか?と、電話をかけてきてくれます。
それで、いいんです。 分からない事は聴かないと後悔する事になります。
当たり前ですが、浴槽塗装は中途半端な尻切れトンボでは失敗します。
最近話したある浴槽塗装仲間の社長の話では、
実際今年に入り5月末までに5件のやり直しをしたとの事。
FRP浴槽の膨れ、人造大理石浴槽の剥がれ、ホーロー浴槽の剥がれなど、
通常では考えられない程の施工ミスです。
これほどトラブルが続きますと、やるだけ大赤字となります。
会社が成り立たなくなり、撤退、廃業に追い込まれるのが目に見えます。
昨今、浴槽塗装業者が急激に増えて、この業界もどうなる事か、とても心配ですね。
壁面の塩ビ鋼板下部には定番の膨れが発生。
刃物を入れるとグサグサに腐っていてボロボロです。
下地調整の為にグラインダーでギュイ~ンと錆落としから作業開始となります。
After
錆落とし後はエポキシ系の錆止めをして、
Sプレートを貼り、その上に水廻り専用パネルの二重貼りです。
ライトアイボリーで再生となりました。