現場は愛知県江南市です。
戸建住宅の12×16サイズの浴室です。
今回はカラーステンレス浴槽の塗膜が剥がれてきてしまい再生する事に。
よくある現象です!
15年程前に設置されたカラーステンレス浴槽は至る所で剥がれを起こしています。
この浴槽も経年劣化で底面の塗膜が剥げてきてしまっています。
また全体的に色褪せも起こっていますので、
新居入居前に塗装でリニューアルする事になりました。
浴槽の塗膜が一度剥がれ出すと、その症状を止める事は不可能となります。
放置するとアチコチから膨れが出て、最終的には其処らじゅうから剥がれてきます。
また、剥がれた箇所の塗膜は、とても鋭利な状態になっているので、
怪我をする場合があるなど、早急に直す必要がありますね。
傷んでいる塗膜を剥離します。
刃物を入れると気持ちいい程にペラペラと剥がれていきます。
全く塗膜が付いていない状態になっていました。
一部の浴槽塗装業者が施工を嫌うカラーステンレス浴槽ですが、
下地調整を確実に行い、ステンレスに密着する特殊塗料で施工すれば再生する事が出来ます。
但し、ステンレス浴槽への冬場の施工は大変気を付けなければなりません。
施工する素材は薄いステンレスです。 外気をまともに受け極度に冷え切っていますので、
いつもの様にスプレーすると塗料はダラダラに垂れてしまいます。
そう、まるで、ガラスに塗装しているかの様に!
施工後です。
エプロンを除いた浴槽と浴槽周りをコの字型に塗装しました。
フランジの上に付着していた金属せっけんや汚れも完全に落ちて奇禮に再生、終了となりました。