オズモシスによる膨れとクラック補修の浴槽です。
この浴槽は、いままで何度も施工した事がある、B社製のBCHシリーズの浴槽です。
写真では分かりにくいですが、壁面上部の無数のクラックと、
底面に2箇所、10センチ程の膨れの撤去及び再生です。
長い年月を経て徐々に水分が内部まで浸透してしまい、
指で押すと独特の酸性の臭いが浴槽内に充満するほどでした。
フランジから浴槽内部にかけて、
口の開いたクラックが円を描くように発生しています。
2箇所の膨れをランダムアクションサンダーで削り取った後です。
水分の影響で痛みが酷い場合は、途中で穴が開くことがありますが、
幸いにも無事削り落す事が出来ました。
ガラスクロスを壁面には2枚、底面には3枚積層して強度を確保します。
サンディングして成形後です。
定番の白のソリッドで再生しました。