戸建住宅のカラーステンレス浴槽です。
この浴槽も、溜湯が原因で喫水線から下が見事に変色してしまっています。
長年24時間風呂のシステムを取り入れられていた、とのこと。
通常のステンレス浴槽ならもつでしょうが、カラーステンレス浴槽では無理ですね。
変色や剥がれが起き、塗膜がやられます!
樹脂でできたFRP浴槽や人造大理石浴槽についても同じことが言えます。
必ずブリスター(膨れ)やクラックが発生し、浴槽の寿命を縮めることになってしまいます。
一般的にはあまり知られていませんが、水の力は意外にも大きく、溜湯は浴槽にとっては大敵。
お風呂を長く綺麗に使用するためには、溜湯はできる限り控えることが肝心と言えます。
カラーステンレス浴槽ではあまり見かけませんが、
よほど負担が掛かっていたのか、
溶接されたR部分にはサビが発生。
そのうち3箇所は貫通していました。
旧塗膜は完全剥離、そしてここが最も重要・・・穴埋め、そして錆止め施工です。
奥様に確認していただくと、
「わぁ〜、ピカピカ!新品みたい、蘇ったわね!」と、大変喜んでいただきました。