岐阜県美濃加茂市。
築40年越えの戸建住宅の浴槽。
ホーロー浴槽のサビです。
浴槽表面の、5ミリもあろうかと思われる琺瑯が欠落してしまい、
サビが出てから長年が経過しているため、限界状態でした。
これではゆっくり湯船に浸かれませんよね!
フランジもサビが出ていましたが、何故にこの場所が、と首を傾げました。
ご主人が打ち込んだエポパテらしき物は水分を含んでフニャフニャ状態。
全くくっ付いていませんでした。
高温で焼き付けられたガラスが欠落した鋳物ホーロー浴槽が
ここまでサビていると、かなりの重症です。
案の定、穴が開いてしまいました。
鋳物ホーロー浴槽の穴開きは久しぶりです。
少し前には鋼板ホーローの穴開きを直しましたが、
何れも鉄ゆえ厄介な代物です。
浴槽塗装業者泣かせですね。
とは言え、現在は強力なサビ止め塗料も存在し、
裏からくるサビも止める事が可能な施工もあります。
コストは掛かりますが、時代は、技術は常に進化しています!
ブルー系での再生塗装。今回もサビの箇所はWelding Techniqueで補修。
ご主人、奥様にも大変綺麗になったと感激していただきました。
もったいないの精神で、直せるものは再生して使用しましょう!