ステンレス浴槽の再生塗装 施工例
5現場全て40年越えの戸建て住宅の浴槽です。
ステンレス浴槽は見た目の印象や、お湯のない部分に触れた際の冷やっと感から、
冷たい浴槽、寒い浴槽と思われがちですが、FRP浴槽などの樹脂浴槽と比べると
お湯が冷めにくく保温性に優れ、また耐久性にも優れた浴槽です。
現在日本で使用されているステンレス浴槽の殆どは埋め込みタイプであり、
浴槽のみの入れ替えが難しいため、ステンレス浴槽が傷んだ場合、
浴室リフォーム、ユニット浴室への入れ替えを提案されるケースが殆どです。
今回は、そのようなステンレス浴槽の修理再生塗装の事例、5連戦です。
浴槽のみの修理再生ができるため、浴室入れ替えとなる場合と比べ、費用が大幅に削減できる方法です。
また、浴槽塗装業の看板を掲げている業者であっても、ステンレス浴槽については取り扱わない業者もありますが、
しっかりとした知識・経験・技術があれば施工は問題ありません。
5現場すべて、真っ白でのカラーコーテイングです。
1)名古屋市中村区
この浴槽のエプロンはホーロー製、時々出くわしますが、
ステンレスだと思いエッチング処理をせず吹き付けると、
コーキング時マスキングテープを剥がした際に剥がれる場合があり注意が必要ですよ。
2)春日井市
このステンレス浴槽はパイオニアのコーヨー製。
1970年頃に建設された戸建て物件に多く使用されていたステンバスです。
今まで一番多く施工してきたメーカーの浴槽です。
3)日進市
症状は、どの浴槽も同様ですが、ツヤ引けと小傷でかなり汚れが付着しています。
4)瀬戸市
全体的にツヤびけ状態と日々の清掃時についたと思われる擦り傷が至る所に付いています。
耐久性があり保温性に優れているとは言え、
やはり長年の使用により艶はなくなり古びた感じは否めないですね。
5)名古屋市港区
この浴槽も何度も出くわしたカワテツステンレス浴槽SUS304。
エプロンは柄入りで浴槽同様オールステンレスです。
真っ白でカラーコーティングすると、
清潔感がアップし浴室全体が明るくなり雰囲気がガラリと変わりますね。
お勧めです。