下呂温泉
今回の現場は岐阜県下呂市。
日本三名泉である下呂温泉、泉質の良さから「美肌の湯」とも言われていますね。
個人的には、あのヌルッとした泉質が好きです。
そんな下呂温泉、温泉街のど真ん中での施工となりました。
こちらは、加恵瑠(かえる)神社と、下呂で最初に作られた鷺の足湯です。
三日間の施工でしたが、早朝に施工後に、
地方に行くとこういう散策ができることも楽しみです。
食事もいつもとは違います。
左側が「飛騨牛まぶし丼」、右側が「うなぎまぶし丼」です。
美味しかった、満足しました。
出張時はコンビニのお弁当が多い私にとって、豪華な食事でした。
人造大理石浴槽割れ補修
さてさて今回は、築12年程経過した戸建住宅の人造大理石浴槽です。
この浴槽はP社製の有機ガラス系人造大理石浴槽で、
透明感があり、また撥水効果が強く水アカも付きにくいなど、とても美しい浴槽ですが、
固すぎる故、躯体の歪みなどで突然割れてしまう事が多々あります。
割れ方も色々で、入浴中に突然バキーンと思いっきり割れる事もあれば、
気がついたらヘアークラックが入っていて、その箇所から割れるということもあります。
今回は、ご主人が入浴中にポツポツ音がするからおかしいと思われ、
水漏れを発見、割れている事に気づかれたそうです。
これまで人造大理石浴槽の割れは数多く修理してきましたが、
施工するのに一番厄介な浴槽が、このP社製のガラス系タイプの浴槽なのです。
浴槽があまりにも硬く塗装下地処理である足付けがなかなかできないなど、
本当にてこずる浴槽塗装泣かせの代物と言えます。
このように浴槽が割れてしまったら、
まずメーカー等に相談されることが多いと思いますが、
既に浴槽が廃盤になっているため、入れ替えは不可能、
と言われることも少なくありません。
今回も当初はメーカーに相談されたそうです。
運よく浴槽の入れ替えも可能だったそうですが、
入れ替え価格が45万と言われ躊躇。高すぎっ!ですね。
その後ネットで色々検索され、
私が以前施工したP社製の割れ補修のブログを見つけていただき、
割れている箇所が直せるということを知っていただき、
今回の施工に至りました。
アルミテープを剥がすと、縦に60センチほど割れていました。
割れ以外はピカピカのテカテカです。もったいないですね。
原状回復工事なので、施工前と同系色での再生塗装となりました。
施工後を奥様に確認していただくと、
「わっ!きれい。新品になっちゃった。すご〜い、
う〜ん きれいなった」と大変喜んでいただきました。
ライニング工法
割れ補修はいつものごとく樹脂ライニング工法です。
樹脂浴槽の割れや穴補修で今まで施工できなかったものはありません。
まだまだこの工法は一般的に認知度が低いのが現状ですが、今やネットの時代です。
浴槽が割れたり、穴が空いてしまったら、入れ替えを考える前に、
直すことはできないのかと、先ずネットで検索してください。
お風呂の割れ、穴、修理補修できますよ!
浴槽塗装で再生、蘇らせましょう。
下呂温泉といえば白鷺伝説が有名ですよね。
この銘菓やマンホール等に白鷺が使われています。
帰路に着く前に施主様にいただきました。
恐縮です。ありがとうございました。