割れ・ヒビ・剥がれ等の浴槽修理・補修・塗装

浴槽・浴室のトラブルあれこれ!

浴槽修理・補修
割れ・ヒビ(クラック)・穴あき・ふくれ(ブリスター)・剥がれ・変色・サビ・ザラつき。

割れ・ヒビ・穴あき・ふくれ・変色が発生する浴槽

ポリ浴槽

FRP (Fiberglass Reinforced Polyester Resin)浴槽

FRP(ガラス繊維強化プラスチック)浴槽は、比較的安価でカラーバリエーションも豊富、保温性もあり軽量という特徴から、浴槽の素材として現代では最も一般的なものとなっています。 樹脂浴槽のポリ浴槽やFRP浴槽を20年?30年ほど使用しますと、浴槽底面や壁面に細かいヒビが大量発生したり、数センチに及ぶクラックが出来たり、時には浴槽が割れて水が漏るなどの現象が起こる場合があります。 このようなトラブルは浴槽樹脂ライニング工法と呼ばれる施工で再生させる事が可能です。 修理・補修方法は割れている箇所や、ヒビ(クラック)が入っている箇所を下地処理します。その後ガラスクロスやガラスマット(チョップストランドマット)などを使用しポリエステル樹脂等を含浸させ積層していきます。ガラスクロスはガラス繊維から作った織物で、ガラスマットとはガラス繊維をフェルト状に加工した製品のことです。そのガラスクロスやガラスマットで新たな層を積層することにより割れていた箇所やヒビ(クラック)があった箇所はより強度なものになり、最終的に再生塗装することで見た目も触り心地も新品同様に蘇らせることが可能です。

割れ・ヒビ・ふくれ・変色が発生する浴槽

人造大理石浴槽(アクリル系とポリエステル系があります。

FRA(Fiberglass Reinforced Acrylic Resin)浴槽、24時間風呂

FRA浴槽はFRP浴槽同様に樹脂浴槽ですが、表面がアクリル加工されていて透明感があり変色への耐久性や、光沢の持続性に優れているのがFRA浴槽です。

よくあるトラブルとしては割れ、ふくれ、変色が挙げられますが、
人造大理石浴槽で特に問題となるのはブリスターと呼ばれるふくれです。
浴槽によっては大小様々なふくれが発生する場合があります。
ふくれの原因の一番は日本人独特の溜湯が挙げられます。
浴槽使用後にお湯を抜かずに継続的に溜湯をすることで水の溶解力と破壊力で樹脂を徐々に侵していきます。これは水の浸透力によるものです。
浴槽には目には見えないピンホールや分子間結合の隙間があり、その箇所から内部に水分が浸透していこうとしていきます。
最初は少しずつ浸透していき徐々に水分子が活発になり、お湯と微小な隙間に滞留する溶液の間でオズモティックプレッシャー(浸透圧)が発生し最後にはふくれの現象が現れます。

割れ、ふくれの対処方法としてはFRP浴槽と同様に樹脂ライニング工法で解消することができます。

剥がれが発生する浴槽

カラーステンレス浴槽

一部のカラーステレンレス浴槽を20年ほど使用しますと、剥がれが起きる場合があります。一度剥がれが発生すると止める事は不可能となります。
剥がれた隅の箇所は鋭利な刃物のようになり怪我をする場合もあるので、早期に修理したいものです。
修理、補修方法としては既存の塗膜を全剥離後に下地処理、その後再生塗装となります。

カラーステンレス浴槽以外にも再生塗装され剥がれた色々な素材の浴槽も全剥離後に再生塗装となります。

変色・ザラつき・サビが発生する浴槽

ホーロー浴槽

ホーロー浴槽には鋼板ホーローと鋳物ホーローの2種類があります。
鋼板ホーロー浴槽とは薄い鋼板をプレスして出来た浴槽です。
一昔前の在来工法の浴室に頻繁に使用された浴槽です。
鋳物ホーロー浴槽とは鋳型に1000℃以上の溶かした鉄を流し込み、出来た鋳物の表面に釉薬(ガラス)を高温で焼き付けてできたのが鋳物ホーローです。
鋳物ホーローは分厚い鋳物を使用し高強度、高耐久性を保つ浴槽です。

特に問題になるのが鋼板ホーロー浴槽です。 30年ほど使用しますとホーロー浴槽の表面を覆っている釉薬(ガラス)が水の溶解力と破壊力で剥がれてしまい、浴槽内部の喫水線から下が変色してしまいます。また、釉薬の無くなった箇所は強度も弱くなり無数のピンホールが発生する場合もあります。同時に、サビを助長することにもなります。

変色、ザラつきの修理方法としては、 洗浄後にエッチングという処理を行います。これはホーロー浴槽表面に残る釉薬を完全に落とすために特殊な酸による下地処理となります。 釉薬が残ると塗装の密着が悪くなるからです。 綺麗に釉薬を落とし、その後、ピンホールやクラックなどは耐水エポキシパテを使用し形成後に再生塗装となります。 例外として、サビが裏側から周り表面まで到達して貫通している場合は再生不可能な場合もあります。

浴槽は長年使用すると各材質により色々なトラブルが起きてしまいます。
経年劣化によるもの、物理的に力を加えてしまい割れてしまったものなど様々ですが、樹脂浴槽であれば殆どの場合ライニング工法で修理、補修が可能です。
また、ホーロー浴槽のトラブルは耐温水エポキシパテを使用することで再生可能となります。
入れ替えが出来ない浴槽、コスト的に負担が掛かる場合など、この方法で再生すればコストも施工期間も最小限に抑える事が可能です。
壊さずに再利用できる浴槽再生塗装が地球にも優しい工法となるのは言うまでもありません。

ユニット(システム)バス浴槽以外のトラブル

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