FRP浴槽の特徴
FRP(Fiberglass Reinforced Polyester Resin=ガラス繊維強化プラスチック)は柔らかく、軽量であるために、色々な形状に製作することが可能で、断熱性、絶縁性、耐候性、耐薬品性などにも優れています。
ジャグジーバスやバイブラバス等の特殊形状の物でなければ、お手頃な価格で、カラーバリエーションも豊富です。
FRP浴槽の問題点
表面が柔らかいため、清掃時に研磨剤などが入った洗剤などを使用するとキズが付きやすい事があげられます。
また、長年使用すると細かいヘアークラックなどが発生する事がありますし、見た目より材質が薄く割れてしまう場合などもあります。
FRP浴槽塗装
FRP浴槽・人造大理石浴槽などの樹脂浴槽に発生する問題、クラック、ブリスター、割れ等はエポキシ系のパテで補修したり、FRPライニング工法で再生する事が出来ます。
35年使用、エプロン部分腐食、内部クラック多数
補強板を貼り内部はライニングにて処理
30年使用、全体にツヤ引け喫水線から下が特に変色
下地処理後プライマー塗布、トップコートでコーティング