現場は名古屋市天白区、
築30年程経った賃貸アパートです。
変型式11x14の3点式フルユニット浴室の再生塗装工事です。
フルユニットの再生塗装は久しぶりとなります。
この浴槽とベーシン一体型のタイプは、アパートでは余り見かけませんが、
ビジネスホテルにはよくあるタイプですね。
浴室内が狭いために作業はかなりシンドイです。
浴室内全体的に色褪せが起こり、
浴槽内部には数箇所の口が開いたクラックが発生していました。
クラック発生箇所は既に強度が無く、フワフワ状態です。
見た目以上に重症でした。
長年使用され、浴槽自体の強度が落ちてきて発生したこのようなクラックは、
特製樹脂パテとガラスマットで補強です。
ライニングです。
最近は何故か割れ補修が多いですね。
施工後です。
定番のライトアイボリー系で再生塗装です。
施工中にアパートの大家さんと話す機会がありました。
少し前までは割れた浴槽を直す方法は知らず、
浴室を塗装で再生できるとは、知らなかったそうです。
そんな訳で、入れ替えの準備をしていたそうですが、
塗装で直る事を聞き、今回の施工となりました。
浴室入れ替えとなると、それに伴う解体工事、そして造作工事、
塗装の数倍のコスト、また時間もかかってしまいます。
こんな時こそ、浴室樹脂塗装再生工事がベストです!
まだまだ関東、関西圏に比べ、東海地方は認知度の低い浴室・浴槽塗装ですが、
数年前からインターネット等を通じ少しずつ施工件数が増えてきました。
浴室入れ替えリフォームから、解体等が必要で無い浴室再生塗装が主流になるように、
これからも施工でアピールしていきたいものです。