サウナ 24時間風呂 応援施工

サウナ浴室にあるFRP浴槽の再生工事応援施工です。
約20年余り経っているジャグジー浴槽が今回のターゲットです。
開店以来一度もお湯を抜いたことがない浴槽だそうです。
当たり前ですが、見事にボロボロになっています。 抜かないとこうなるのは仕方ないですね。
ゲルコートが完全に劣化していて悲惨な状況です。
24時間営業で、お湯を張りっぱなしでは、どんな樹脂浴槽もこんな風になります。
持ち堪える浴槽はありません。
お湯を張ってある状態で見るのと、実際お湯を抜いてから見るのとは大違いです。
ビックリもん、ヒョエ~って感じです。
普通では直せない状態まで来ています。
どないすんの、こんなん! そんな感じですね。

塗装前の一般で言う、足付後ですが、、、。
足付と言うよりは、とにかく20年分の金属せっけん、スケールを取る作業でした。
浴槽全体にブリスターが大量発生していて、潰すとあの独特の酸性の臭いです。
何度嗅いでも、たまらない臭いです。
底面には亀裂が入っていたので除去すると、浴槽の下に水が溜まっている事が判明。
すかさず穴を開け水を抜くことになりました。
が、しかしこれが抜けないんですね。
何時間もジワジワジワジワと染み出してきて、いつになったら止まるんじゃぁ~!
イライライライラですわ。
ちっとも作業が進みません。
最終的に止まらないのでスーパーテクニックで処理となりました。
ちゃんと止まり安心して次の作業に進んだ次第です。

広い浴室ですので、養生も大変です。
プロの大工さんがモクで組んでからの養生となりました。

樹脂含浸開始です。
とにかくボロボロ状態です。コストは掛かっても、よっぽど入れ替えた方がよいのではと思いました。
何千槽も施工しても滅多にお目にかかれない浴槽です。
それほど凄かったですね。

樹脂硬化後の研ぎです。
この作業も、ハンパなく大変でした。
右手も左手も爪が全く無くなり血だらけです。 手袋も役にたちません。ホンマに痛いですわ。
これから当分の間、溶剤がこたえます。

と言うことで、私の応援はここまででした。 チャンちゃん!
この後の再生が楽しみです。

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