鋼板ホーロー浴槽 お風呂のサビを再生塗装で解消!恵那市山岡町

現場は岐阜県恵那市の寒天で有名な山岡町。とてものどかな山間の町です。

静かなところでいいところですねぇ〜、
と施主様であるお母様と会話をしていると、
「夜は怖くて外に出れん!」と。
なんでですか?と、お聞きすると、
「夜はそこらじゅうに動物が出てきて怖いんや!」
ハクビシン、イノシシ、タヌキ、シカ、野うさぎ、クマとかに遭遇するそうです。
「そやそや夜はその辺でふくろうが鳴いとる!
ほんだけど何故かサルだけはおらんのやわ。」と。
まるで動物園ですね。と、お話しすると、
「昼間はキジがキーキー鳴くし、川に行けばヌートリアがいっぱいいるし、
田畑は荒らされるし、なんともならん困ったもんだ」と。

お風呂のサビ、早めの対策がカギです!手遅れになる前に塗装で直して使いましょう!

築40年越えの戸建て住宅の鋼板ホーロー浴槽の再生です。

数十年間の溜め湯で釉薬は既に剥がれ落ち、
内部は全体的にザラザラ状態です。

サビも発生していますが、まだ間に合いました。
貫通はしていないため表面処理で補修は可能です。
特殊エポキシ系パテで補修後、ライニング施工でしっかりと補強します。

今回の浴槽のように、40年越えで少しサビが出てきたという
お問い合わせはここ数年増えてきています。
少しサビが出てきた=表面だけのサビ、の時点でご依頼いただけると一番よいのですが、
放置した結果サビが貫通してしまっている、貫通しかかっているという段階になると、
施工工程も増え、保証ができなくなる保証対象外案件になる場合が多いため、
結局新品への浴槽入れ替えをお勧めすることになる場合が多くなります。

特にホーロー浴槽のサビについての現況判断は難しく、
同業者でも判断ミスをしトラブルになる事例を時々耳にするという現状なので、
素人の一般のお客様が正しくご判断されることはもちろん不可能なことと思います。

新しい浴槽に入れ替える場合、
FRP系の樹脂浴槽を選択すれば浴槽自体は安く入手できますが、
在来工法で埋め込み、周りはタイル、という今回のような在来工法の定番タイプでは、
浴槽のみを入れ替えたいだけでも、色々な付帯工事が必要となってしまい、
工事費がかなり跳ね上がってしまう、という問題があります。

また、特に在来工法のお風呂の施主様には、今回のお客様のように、
ご子息は他府県にお住まいでご高齢のお母様がお一人で住まわれている、という環境の方が多く、
「数十年ももたなくていいから」「私が生きている間もってくれればいいから」
というお話をよくお聞きします。
そのような場合なおさら、コストは最低限に抑えたいですし、
やはり新品に入れ替えはもったいないですね。

このような状況のお客様からのご依頼が最近増えてきているため、
ブログにて繰り返し言わせてもらいますが、
お風呂が傷んでいても対処が早ければ塗装で再生できます。
サビがでたらとにかくお早めにお電話ください。
症状が進めば施工工程、施工金額も増え、塗装での再生ができなくなる場合もあります。
入れ替えと比べたら断然コストが節約できるお風呂の再生塗装を、
是非お早めにご検討いただきたいと思います。

施工後をお母様に確認していただくと、
「わっ〜立派なオケになったのう。うわっ〜きれい!
 こりゃ〜美しなって良かった。
 キズとザラザラが本当に苦になっとった。
 明るくなって、なんか広く浴槽が広く感じるようになった!」と、
 大変喜んでいただきました。 

余談ですが、私の母も妻の母も共に80代で別に住んでおり、その姿が重なります。
山岡町には90代100歳前後の方もたくさん住まわれている、とおっしゃっていました。
きれいになったお風呂で快適に、ずっとお元気でお過ごしいただきたい、と思っております。

After

東京から帰省されたご子息様にもお会いでき、
「きれいにしていただいて、ありがとうございました。」と、
笑顔と嬉しいお言葉をいただきました。

カテゴリー: FRPライニング (クラック・割れ・穴補修), カラーコーティング, サビ補修, ホーロー浴槽塗装, 浴槽コーティング, 浴槽清掃, 溜湯, 補修   タグ: , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

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