アパートの12x16のフルユニット浴室の再生塗装です。
この浴室はリンス系の汚れも無く、パテを入れなければいけない様なクラックも無く、
施工は順調に進みました。
施工する側にとってはベストな状態ですね。
パテを入れるぐらいの補修は問題ありませんが、
クラックがパリパリの浴槽となるとそうはいきません。
パリパリの浴槽をパテだけで処理しますと、膨れの原因となりかねません。
そんな時はやはりライニングするしかないですね。
ライニングするとなると半日は余分に時間がかかりますし、
なんたって体にガラス繊維が刺さり痒くなったりして、
体にも負担がかかります。
個人的にはあまりやりたくないのがライニングです。
そんなわけで、浴室・浴槽塗装をする上で、一番やっかいなのがライニングだと思っています。
ライニングは既存の母材の上に、新たなFRP層を現場で形成しますが、
このライニング工法も経験と知識がなくては失敗してしまいます。
上塗りは塗り直せばいいけど、下地処理を失敗すると直しがききません。
時間に追われる作業だからこそ、慎重に行いたいものです。
Before
After
いつものライトアイボリーで再生塗装です。