フルユニット浴室再生塗装が続いています。
今回は11×16のサイズです。
天井には赤カビが至るところに発生していました。
浴槽は完全に艶消し状態でしたが、
汚れの付着も殆ど無く、パテも要らない良好な浴槽でした。
洗い場はコテコテに汚れていました。
同時にキャビネットも変色状態に。
アイボリー系で再生塗装となりました。
初物が続きました。
先回のフルユニット施工時は、施工している集合住宅以外から臭いに対する初のクレームでした。
今回はクレームではないのですが、建物と駐車場の形状、
そして風向きからダクトを出す先が無いという前代未聞の状況に。
低圧HVLPなら何とか出せたのですが、高圧エアーの大量ミストを放出する先がどうしても無く、
どうしたものかと暗中模索していると、元請の社長がタイミング良く現れ相談することに。
色々と考えた挙句、部屋内の角にブースを作製する事で同意。
内装工事も始まったばかりで、幸いにもまだクロスが貼られていない状態でしたが、
正直どうなることやらと思いながら吹き付け開始でした。
数十分後に見ると殆どミストの影響が無く助かりました。
現場で突然考えた、三方をある物で囲む養生方法でしたが、この方法は今後使えそうだな、と
変に新鮮な気分になった現場となりました。