ワンケー(1K)アパートメントのFRP浴槽の割れ補修、浴槽再生を行います。
3点式ユニットバスが続いていますが、こちらの浴室サイズは1450 x 1050mm。
先回の高山市の浴室に比べ400mm違うだけでかなり大きく見えますね。
浴室内にはカビが蔓延、写真でも壁面の黒カビが目立ちますが、
今回ご依頼の施工範囲は浴槽のみのため、浴槽のみの修理再生となります。
浴槽内部は全体的に変色、ツヤびけ、かなりの使用感です。
入居者の方がご自身で補修されたのでしょうか、
割れた箇所には応急処置が施されています。
ただ、下地処理がされていない状態でガラスマットが貼ってあるため殆ど付いていない状態です。
長さ200mmほどに渡り、割れています。
伸びをして割れてしまったんでしょうか、よくあるタイプの割れです。
そんなに簡単に浴槽が割れる?と思われるかもしれませんが、
FRP浴槽の場合、割れの修理依頼は少なくありません。
浴槽内で伸びをした、転んだ、子供がケンカして蹴飛ばした、などは、
実際私がお客様よりお聞きするお話の中でも、3大原因です。
日常的にありがちな些細なことが原因となってしまいますが、
FRP浴槽は意外にもデリケートと言えるのかもしれません。
施工後です。
割れた箇所には、ガラスマットとガラスクロスを使用してのライニング補修。
もちろん跡形もなく、強度もしっかり蘇っています。
補修後に、浴槽全体をグレー系に塗装。
浴槽修理再生、完成です。
これで安心して次の入居者の方にお引き渡しいただけますね。