ユニットバス壁のぶくぶく、きれいになります。
フルユニット浴室の再生塗装。
退去後のユニットバス、
かなりのコテコテヌメヌメ状態です。
換気扇は新品になっていましたが、何やら異様な臭いが漂っていました。
写真では分かりづらいですが、全体的にススで汚れたような感じです。
元々アイボリー系だったのが、薄いグレー系になっています。
浴槽は喫水線から下が変色。
日常的な溜湯は変色の原因となります。
大変よく見られる症状です。
エプロンと洗い場は、汚れが層をなしてコテコテです。
ユニット壁面サビ修理
壁面の塩ビ鋼板には膨れが生じています。
いわゆる、壁のぶくぶくですね。
このタイプのユニットバスでは大変よく起こるトラブルです。
長年の使用で壁面パネルの繋ぎ目のシーリング材が切れてしまい、
パネル裏側に水が回りサビを発生させ、
その結果として塩ビ鋼板に膨れが出ます。
定期的にシーリング材を打ち変えればサビの発生を抑えることは可能ですが、
賃貸の集合住宅などではよほどのことがない限り打ち直す事はありませんね。
このように膨れ、サビが発生した場合には、サビの除去、防錆処理などの後、
面積が小さい場合にはパテ処理をしますが、
ある程度の面積がある場合には、浴室専用パネルを巾木として使用します。
再生塗装時に巾木処理も行えば一石二鳥、
コストも随分抑えられます。
アイボリー系での再生塗装です。
蘇りました。
今回は浴室ドアの内側部分も塗装です。
同色なので一体感が生まれ、とても綺麗になりました。