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経年劣化による浴槽の傷み、ひと昔前のポリバスです。浴槽修理 可児市 Case 2

現場は岐阜県可児市の帷子地方。
先回施工させて頂いたお隣の家とまったく同タイプの浴室で、
この浴室もまた45年ほど経過し、経年劣化による傷みが出てきています。

奥様がお話くださいました。
実は20年くらい前に浴槽の底面が傷みだし、知り合いの方に相談した際、
浴槽を塗装で直す方法があると聞いたものの、どこに連絡していいのか分からず今日まで来ていた、
今回、たまたまお隣さんが浴槽塗装で修理されると聞き、これは神の巡り合わせだ!と感じた、と。
やっとお風呂を直せる、との思いでご依頼くださいました。

Before

浴槽は、全体的に変色とつや消し状態。

やはり底面には無数のヘアークラックが発生しています。
刃物をあてるとパリパリのカリカリですが、
この浴槽もまた、前回のCase1同様、土台等の造りがしっかりしているのか、
底面の強度は充分、全く問題ない状態です。

施工後を奥様に確認していただきました。
「きれい!えっ、どうしたらこうなるの!」「すごいねぇ、ちょっと考えられんね。」
「こんなに綺麗にできるもんなんだ。」「わっ〜、助かった!」と、
いろいろなお言葉をいただき、大変喜んでいただきました。

今回の施行中には、ご近所でまた別のお宅の奥様より、
「うちの浴室も見てもらえる?」と、またまたありがたいお言葉を頂戴し、早速現調させていただくことに。
奥様曰く
「この辺りの住宅は施工業者が全て一緒で、同時期に建築しているから、浴室はおそらくみんな一緒だよ」と。
現調させていただくと、やはり同様に浴槽底面にクラックが発生しています。
ただ、元々の症状は同様なのですが、Case3となる現調させていただいたお宅では、
Case1、Case2のお宅での施工工程よりもう1工程余分な工程が必要となってしまいます。
それは、すでに塗装されている塗膜の剥離工程です。

クラックを隠すため過去にご主人がホームセンターの水性塗料で塗装をされたそうです。
しかし塗膜はボロボロに剥げた状態となってしまいました。
ホームセンター等で、確かに浴室用塗料なるものは販売されていますが、
水回りの塗装は残念ながら素人の方がDIYでできるものではなく、
中途半端に剥げてしまうという弊害の方が大きくなってしまいます。
それでは元も子もないため、浴槽や浴室の塗装については、素人の方は手を出されないことが賢明だと考えます。
お風呂の塗装は、適切な専用塗料、材料を使用したうえで、長年の経験に基づく技術、知識が必要不可欠となる作業です。

After

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