過去に不適切に塗装された浴槽のトラブル解消します。
現場は名古屋市港区。
閑静な住宅街のアパートの一室です。
5年ほど前に全塗装されていたたユニット浴室です。
全体的に色あせ、汚れ、変色があります。
浴槽内部の壁面には、何やら膨れが出て剥がれています。
この部分だけ剥がれてきているのは何かある、と塗装面をみると、
塗装施工には欠かせない、下塗りを入れていないピン塗りと分かります。
塗膜を剥いでみると、出てきました。
割れを直したライニングの跡と、エポキシハードパテです。
昔、それこそ15年ほど前まではよくハードパテが使用されていましたが、
浴槽内部への使用は問題が多く、今では使用することはありません。
キッチンが外してあったので、裏側が確認できました。
20cmほど割れています。
よくある割れです。
浴槽裏側をチョップドストランドマットで補強し、補修施工、ライニングをします。
施工後です。
オフホワイト系に再生完了です。
今回は予算の都合上、施工範囲は浴槽のみ、
それも天端まで、となりました。
割れて過去にライニングされていた箇所は、一度全撤去します。
そこから、私の補修修理、ライニング施工を行います。
ガラスマットとガラスクロスを併用し、強度もしっかりUP、
これで安心ですね。