入れ替えはもったいない!!傷んだホーロー浴槽も塗装できれいに再生、問題なし!
30数年使用されたN社製の鋼板ホーロー浴槽です。
2度あることは3度ある、という話をさせていただきますが…、
このN社製の鋼板ホーロー浴槽、
1ヶ月ほど前に50年ほど経過したサビサビ状態の浴槽を
訳あってライニング施工(補修施工)で補強し再生しました。
通常では施工していない、半端ない浴槽全体からのサビサビ浴槽でした。
しばらくして、またN社製の前回同様のサビサビ浴槽のご依頼を受け、
2件めのライニング施工となり、2度あることは…と思っていたら、
今回の現場が3件めの、ホーロー浴槽ライニング施工となりました。
このように同じメーカー、同じ素材の、同様に重度の症状の浴槽を、
同様の施工法にて1ヶ月ほどの間に再生させていただいたのは、
私の長い職人人生の中でも初めての経験となりました。
メーカー、素材の種類には限りがありますが、
症状の状態というのは本当に様々で、1件1件違うため、
同様の施工法と言えど、その細かい施工法は現場ごと違うものとなります。
今回はサビではありませんが、内部全面ライニングです。
長年の溜め湯で水の持つ破壊力、浸透力などで浴槽表面の釉薬(ガラス)が剥がれ落ち、
ホーロー層がボロボロになっています。
ザラザラのボロボロ、これでは肌に当たると痛いです。
再生塗装施工後です。
奥様ご希望の淡いピンク系にリニューアル!
ツヤもきれいに蘇っています。
「新品になったねぇ!これで孫も喜ぶわ。ありがとね!」と、
大変喜んでいただきました。