愛知県小牧市にあるレジャーホテル屋上に設置された露天風呂浴槽の再生塗装です。
30年程経った浴槽は見るからに劣化が酷く、全体的に変色していて、
浴槽内部はゲルコートが剥がれている箇所もあり、
同時にクラックパリパリで底面は強度も無くなってフワフワになっていました。
今年3件目の露天風呂塗装です。
屋根が全く無い状態で設置されているので、
風雨、紫外線等にやられてしまっています。
見た目以上に内部はボロボロになっていました。
かなり悲惨な状況です。
定番の白のソリッドで再生塗装となりました。
今回は天気も良く風も弱かったので助かりましたが、
ロールマスカー等でテント養生した内部はサウナ状態です。
太陽光が容赦なくガンガンに入る状態ですので、ムンムンムレムレというやつですよ。
熱中症でブッ倒れそうでした。
こんな時の吹き付けはかなり気を使いますね。
下塗りは特にエポキシ系なので、
通常通り吹けば乾燥が早いのでサンドボディーになってしまいますし、
上塗りは肌が悪くなって艶が出にくくなります。
艶を求める為に通常の1.5倍強のシンナーを使用しての吹き付けとなりました。
フランジと内部全体をライニング処理しました。
最近は樹脂パテの打ち込みや割れ補修やらで、
もともと無かった爪が今回の現場で更に無くなりました。
爪自体が薄くなってしまい悲鳴を挙げています!