先週に引き続き三重県四日市市で露天風呂の再生塗装です。
この浴槽はピンク系で塗装されていました。
全体的には艶引け状態で、所々に剥がれが出ている状態でした。
剥離後です。
前回は二人で剥離終えるまで、8時間を要したために、
かなり覚悟して剥ぎだしたら、使用塗料が違うのか思った以上に早く剥げ助かりました。
なんせ爪がありませんから。
この時間帯はまだ晴天で、
太陽光がブルーシートを照らし浴槽がブルーに変色して見えます。
パテ処理とライニング後です。
塗装されている浴槽は剥いでみないとわからないので厄介ですね。
この浴槽も数ヵ所の割れと無数のピンホールに苦労しました。
が、しかし先回の施工時に、応援に来てもらっている浴槽塗装仲間の一言が脳裏に残っていて、
ある道具がパテ&ライニング後に使えるかもしれないと思い今回持ってきて試すことに。
これが思った以上に役立つ道具となり、その結果、作業時間も半分以下に短縮する事が可能に。
何故、今までこの道具を使わなかったのか不思議なくらいでした。
今後、使い方等をいろいろ考える必要はありますが、
こんな便利な道具を使わないのは損ですね。
ヒントをくれたその浴槽塗装仲間も、その道具を即購入することに決めました。
世の中にはまだまだ便利な道具がある事を認識させられた現場となりました。
露天風呂塗装は毎回、天候に泣かされます。
前回はプライマー吹きつけ時に雨と強風に見舞われましたが、
今回は上塗り予定日の夜が雨の予報でした。
雨が降り出す前の早朝に上塗りを吹き終え、天候を祈りましたが、
見る見るうちに空には暗雲が立ちこみ始め「頼むわ~降らんといてくれ!」と叫ぶばかり。
そんな状況が夕方まで続き、遂に夜からは本降り状態に。
もうこうなったら諦めるしかありませんが、少しでも雨対策に、
と土砂降りの中、必死こいて養生の補強を行いました。
翌朝、恐る恐る浴槽を見ると、思った通りにプール状態です。
養生もグチャグチャに落ちてしまい悲惨な状況に。
本当に勘弁してやぁ~、って感じです。
雨はあきまへん!
私が一番お薦めの白のソリッドで再生塗装となりました。
いつもそうですが、写真は苦手です。上手く撮れないのが残念です。
今回は露天風呂を白で吹くためにかなり気遣って吹き付けました。
今はカメムシのシーズンなのでしょうか?其処らじゅうウロウロしていて、
飛んできて塗膜の上に鎮座されたらアウトでした。
また、風もあるのでブツに最大限気をつけながらの吹き付けになりました。
この様なデカイタイプの浴槽は中に入って吹くしかないので、
動きを最小限にして肌を確認しながらの吹き付けです。
その結果、写真ではわかりませんが、
肌はテラテラツルツル、これが本当の鏡面仕上げだと言える結果に。
これもJya~Jya~Styleの賜物です。
いや、Jya~Jya~Systemに変えようかなぁ~。