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洗面ボウルが割れています! 岐阜市で施工。

20年ほど使用された戸建住宅の磁器製の洗面ボウル。
化粧品のビンを落としてしまい割れてしまったそうです。
ボウル部分のみの取り替えがご希望だったそうですが、
既に廃番状態で取り替え不可能なことが判明。
依頼を受けた元請けさんがネットで色々と調べられ、塗装で再生できる事が分かり、
ご依頼をいただきました。

Before

写真では分かりにくいですが、結構深く割れてしまっています。
このような割れを、いわゆるリペアと呼ばれる人たちが直す事があります。。
普段は、床面や、建具、家具などの補修を主にされている、補修屋と呼ばれる方達です。
今までにこのエリアでも、そのような補修屋と呼ばれる方が補修した物件を私も何件か見ましたが、
残念ながら水周りの補修としては、これでいいの?と、首を傾げるようなものばかりでした。
建具、家具、外壁など、水周り以外の物に対する塗装の技術があるからといって、
水周りの塗装も同様にできるであろう、と安易に考えて請け負ってしまった結果だと思います。
水周り製品に対する塗装は、さらに水周り専門の知識と技術、経験が絶対的に必要です。
長時間、長期間水に浸かり続けるがゆえの難しさがあります。
材質の見極め、下地処理、パテの選択などももちろん、何か少しでも間違えてしまうと後から問題が発生します。
また、部分補修の塗装となれば、色合わせはもちろん、
補修箇所周辺とツヤまで合わせる必要があります。
新品なら新品の様に、ある程度劣化しているなら同じ具合に劣化させた様に。
これが中途半端な技術ではまず不可能です。

今回は原状復帰と言うことで同系色で再生塗装となりました。

浴室・浴槽塗装は箱物の中で塗装しなければならず、
使用されている電球などで見え方が全く違ってしまう事がしばしばあります。
アバウトで既存の色に近いものに、などの希望であれば良いのですが、
今の色にしてほしいということであれば、正確な色を判断する必要があります。

施工後に奥様に確認していただくと、
元に戻ったわ!ピカピカになった!と、大変喜んでいただきました。
めでたし、めでたしです。

After

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