名古屋市内、ビジネスホテルの3点式ユニットです。
過去に浴室全体塗装をされたそうですが、
浴槽の一部に剥がれが発生してしまい、
今回再生塗装の依頼をいただきました。
浴槽の剥がれは15センチ程。
剥がれの下には口の開いたクラックがあり、
底面全体と壁面の一部にも塗膜を割るようにクラックだらけ、ザラザラ状態、
浴室壁面の塩ビ鋼板にも何故かクラックが浮き出ている状態です。
これでは部屋を売る事は出来ませんね。
本来、クラックだらけの浴槽は、全面ライニングするべきで、
浴槽ライニング&全面再生塗装が理想だったのですが、
今回は予算の都合上、浴槽のクラックはパテ処理となり、
塗装も浴槽とエプロンまで、となりました。
今回の元請けさんの担当者にとって、浴槽再生塗装は初物でした。
どのような仕上げになるのか不安だったそうですが、
下塗りを吹き終えた時点で、
担当者さんもホテルのマネージャーも、
綺麗になった!見違えるほどやなぁ〜、と感心されていました。
下塗りで驚かれるのは初めてかもしれません。笑)
下塗りの乾燥時間中に、元請けさんに色々な施工前後の写真を見ていただくと、
これは凄い!こんなに綺麗に直るんだ!と、ビックリされ、
「僕にこの仕事の営業やらせて下さい」と、嬉しい言葉を頂き、
早速、知り合いの不動産屋さんとリフォーム屋さんに電話されていました。
こんな事は滅多にありません!ありがたいことですね。
上塗り後、マネージャーは、ユニット入れ替えたの?、と。
元請けさんは、これは凄いわ!!!、を連発するほど気に入ってもらいました。
職人冥利に尽きますね。
とは言え、まだまだこの地方では認知度の低い浴槽・浴室塗装です、
少しでもこの工法が広がることを切に願っています。