賃貸アパートの一室です。
一般的によくある11 x 16 タイプの浴室。
天井部分に生えたカビが「洗い」では取れず、
塩ビ鋼板に膨れが出てきたため、塗装で再生することになりました。
壁面のシーリングが切れて裏に水が周り膨れが発生。
膨れは、塩ビ鋼板の症状の中で一番よく見る一般的な症状です。
少し明るめのアイボリー系での再生塗装です。
この現場で会ったクロス屋さんが言っていました。
「20年以上クロス貼りしているけど、浴室を塗装出来るなんて初めて知った。」と。
また、施工後を見て、
「すごい!新品みたいだ、ピカピカだねぇ!」とビックリされていました。
感心してもらえるのは嬉しいことですが、
「お風呂は修理できる」「お風呂を直す」という感覚、
私が日々行っている浴室・浴槽塗装という技術は、
やっぱりまだまだ知られていないんだなぁ、と思い知らされました。
膨れの箇所は錆止め処理後に、浴室用パネルを貼ってから塗装。
これで安心ですね。